- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 1月26日(月)ユーロ/円
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
1月26日(月) ユーロ/円
【通貨ペア】
ユーロ/円
【今日のトピック】
ギリシャの先行き不安は一服するか
【基調】
軟調
【目先の注目材料】
・1/26 独1月IFO景況指数
・主要国株価、原油価格
【本文】
ユーロ/円は先週、欧州中銀(ECB)の追加緩和やギリシャの総選挙で反緊縮派の急進左派連合(SYRIZA)が勝利し、緊縮策がストップするのでは、との不安から大きく値を下げた。週明けの東京市場では、一時130.148円と、2013年9月以来の安値を付けた。
ギリシャの総選挙は市場予想通りSYRIZAの圧勝となった。すでに中道右派の「独立ギリシャ人」と連立を組む事が決まっている。独立ギリシャ人も反緊縮派で、かつ欧州懐疑主義的と言われている。この連立協議の流れの中で、ギリシャの財政健全化が著しく遅れ、欧州からの支援の継続が困難と意識されれば、再度ユーロ売りが強まる可能性がある。今朝の安値、そして130円を割り込めば、2013年8月安値127.968円まで下げ余地が拡大する。ギリシャ不安を背景とするユーロ売りがまだ続くのか、本日はそのムードを確認する上で重要な日と言えそうだ。
なお、ツィプラス党首他、新政権が欧州に対して一定の歩み寄りを見せそうだという楽観的なムードが拡がった場合、東京市場中に跳ね返された132.00円を突破すると見る。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2015年1月)
- 原油下落前の11月GDPに注目【カナダドル/円】 2015年1月30日
- 広がる中銀の選択肢【南アランド/円】 2015年1月29日
- 両国の中銀声明が焦点【NZドル/米ドル】 2015年1月28日
- RBAの次の一手を読む上で消費者物価に注目【豪ドル/円】 2015年1月27日
- ギリシャの先行き不安は一服するか【ユーロ/円】 2015年1月26日
- 直近安値下抜けで下値余地拡大か【ユーロ/円】 2015年1月23日
- ECB理事会に対する市場の反応に注目【ユーロ/米ドル】 2015年1月22日
- 英国の利上げ時期に対する思惑は?【ポンド/円】 2015年1月21日
- NZイベントラッシュ【NZドル/円】 2015年1月20日
- 22日ECB理事会への思惑ベースの動きに注意【ユーロ/円】 2015年1月19日
- スイスショックの影響で11年ぶり安値を付けるも反発の見込み薄【ユーロ/米ドル】 2015年1月16日
- 6日線回復で窓埋めが視野に【ポンド/米ドル】 2015年1月15日
- 一段安を警戒【豪ドル/円】 2015年1月14日
- 雲の下限のサポート力を見極め【ポンド/円】 2015年1月13日
- 120円台の定着を狙う【米ドル/円】 2015年1月9日
- 「三度目の正直」なるか【NZドル/円】 2015年1月8日
- 欧米指標で一段安の可能性【ユーロ/米ドル】 2015年1月7日
- 三役逆転点灯するか【ユーロ/円】 2015年1月6日
- 独消費者物価指数と追加緩和の思惑【ユーロ/米ドル】 2015年1月5日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。