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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
12月10日(水) ノルウェー/円
【通貨ペア】
ノルウェー/円
【今日のトピック】
利下げ期待台頭となるか
【基調】
軟調
【目先の注目材料】
・12/10 ノルウェー11月消費者物価指数 、
・12/11 ノルウェー中銀政策金利発表
・主要国株価、原油価格
・ノルウェークローネ/米ドル、ドル/円
【本文】
ノルウェークローネ/円は今週に入り、原油安およびドル/円の下落の影響を受けて軟調に推移。昨日は16.681円の安値を付けた。主要国の株安の流れを受けたドル/円の調整安は本日の東京市場でも継続しており、これが欧州・米国市場、また明日以降も続くかどうかがまずは焦点になる。また、明日はノルウェー中銀の政策金利発表も予定されている。政策金利は1.50%へ据え置かれる公算だが、声明の内容には注目したい。
前回10月23日の会合で、オルセン・ノルウェー中銀総裁は、「海外情勢や原油安がノルウェー経済の先行きに関する不透明感を強めた」と発言している。その後も原油安が進んだ事を考えると、オルセン総裁が同国経済の先行き警戒を一段と強める可能性もある。そうなれば、ノルウェーに対する利下げ期待なども台頭してくることもあり得るため、要注意だ。ともすれば円買いが強まる地合いの中でノルウェークローネ売り材料となる利下げ観測が重なれば、ノルウェークローネ/円は9日安値を割り込んで16.60円割れを試す展開になることも考えられる。
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