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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
12月4日(木) ユーロ/米ドル
【通貨ペア】
ユーロ/米ドル
【今日のトピック】
ECB理事会に関心が集まる
【基調】
下落
【目先の注目材料】
・主要国株価、米長期金利、国際商品価格
・12/4 ECB理事会、ドラギECB総裁記者会見
【本文】
先月の欧州中銀(ECB)理事会後、ドラギ総裁が「ECBスタッフに追加策の準備に着手するよう指示」と発言した事をきっかけに、次回理事会での追加緩和観測が浮上。後日、同総裁が「資産購入にユーロ圏参加国の国債が含まれる」と発言した上、ユーロ圏のディスインフレ懸念が広がる中、急速に国債買い入れによる追加緩和期待が高まっている。その中で迎える本日のECB理事会に、市場の関心が集まっている。
仮に今回の理事会で国債買い入れが決定されれば、強力なユーロ売りの材料となりそうだ。目先は1.20420ドル(2012年7月安値)まで主だった目標値が見当たらない為、1.22500ドルや1.22000ドルなどの心理的節目を目指す事となるだろう。
もっとも、ドイツは国債買い入れに依然として反対している上、今月11日に的を絞った長期資金供給オペ(TLTRO)の2回目が実施される事などから、今回の理事会ではそこまで踏み込まないとの見方も根強い。会見内容に目新しさがなければ、5か月連続で陰線引けとなり、2012年8月以来の安値水準に沈んでいるユーロ/ドルにショートカバーが入っても不思議ではない。ドラギ総裁の会見内容にも注目したい。
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