- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 11月26日(水)ユーロ/米ドル
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
11月26日(水) ユーロ/米ドル
【通貨ペア】
ユーロ/米ドル
【今日のトピック】
20日移動平均線の頭の重さを払拭するか
【基調】
上値重い
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・11/26
米10月耐久財受注、米週次新規失業保険申請件数、
米10月PCEデフレーター、米11月シカゴ購買部協会景気指数、
米11月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、米10月新築住宅販売件数、
米10月中古住宅販売成約
【本文】
ユーロ/ドルは24日に1.23651ドルまで下げたものの、その後はユーロ圏の追加緩和観測の後退や、米長期金利の低下などを手掛かりに切り返してきている。ただし、昨日から本日のアジア市場にかけて、20日移動平均線(執筆時点:1.24831ドル)前後では上値の重さも見られている。本日はサンクスギビングデーに絡む祝日前ということもあり、積極的に取引を行うというムードにはなりにくいだろう。
とはいえ、本日は米国の経済指標発表が非常に多い。結果が好悪入り混じれば、やはり方向感が出にくい状態が続くと見られるが、市場予想よりも弱めのものが続き、米長期金利低下が一段と進めば、ユーロ/ドルの20日線突破の可能性は十分にある。ユーロのショートポジションが依然として大きく詰み上がっていることもあり、ポジション整理の口実とされることもあり得るだろう。もちろん、その一方で、市場予想よりも強めの結果が並んだ場合は再び失速することもあり得るため要注意だ。それぞれの結果を確認し、方向感を見定めたい。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2014年11月)
- 原油安がカナダドルの重石【カナダドル/円】 2014年11月28日
- 一服感漂う【米ドル/円】 2014年11月27日
- 20日移動平均線の頭の重さを払拭するか【ユーロ/米ドル】 2014年11月26日
- 6日線を維持できなければ…【NZドル/円】 2014年11月25日
- 目指せ107円【カナダドル/円】 2014年11月21日
- 底打ちの流れに乗れるか【ユーロ/米ドル】 2014年11月20日
- ドルの上昇と米長期金利の低下【米ドル/円】 2014年11月19日
- かぶせ線出現は天井示唆のサインか【豪ドル/円】 2014年11月18日
- 本邦GDPマイナスの影響【米ドル/円】 2014年11月17日
- 米・欧の景気格差を確認【ユーロ/米ドル】 2014年11月14日
- 「61.8%押し」が機能するか【ポンド/米ドル】 2014年11月13日
- 英利上げ時期後退観測が強まれば安値試しも【ポンド/米ドル】 2014年11月12日
- 90円の大台を前に立ちはだかる壁【NZドル/円】 2014年11月11日
- 一段の調整に要警戒【米ドル/円】 2014年11月10日
- 「広範囲な労働指標」がカギ。【ドル/円】 2014年11月7日
- 上昇一服の兆し【豪ドル/円】 2014年11月6日
- 材料次第で一段高も【ユーロ/ドル】 2014年11月5日
- 気になる上値の重さ【NZドル/円】 2014年11月4日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。