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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
11月17日(月) 米ドル/円
【通貨ペア】
米ドル/円
【今日のトピック】
本邦GDPマイナスの影響
【基調】
波乱含み
【目先の注目材料】
・主要国株価、米長期金利
・11/17 米11月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米10月鉱工業生産
【本文】
ドル/円は、本日の東京市場で7年1ヶ月ぶりに117.00円台にワンタッチしたが、その後115.40円台まで下落するなど荒れ模様の相場展開となった。
本邦7-9月期国内総生産(GDP)一次速報が前期比年率-1.6%と予想外に減少すると、発表直後こそ円安に振れたものの、弱いGDPを嫌気して株価が下落したため一転して円高が進んだ。
海外市場で、まず注目すべきは欧米株式市場の反応だろう。4月の消費増税の影響とはいえ、日本が2四半期連続のマイナス成長となった事が世界的な景気減速懸念の再燃に繋がる恐れがあるためだ。10月上旬のように(この時はユーロ圏の景況感悪化がきっかけであった)、主要国株安と米長期金利の低下を招くようだと、ドル/円が続落する可能性が高い。
次いで注目されるのは、米経済指標の結果だ。極端に言えば、日本の景気が弱くとも米国景気の足取りが確かなら全面的なリスクオフには繋がりにくい。
米11月ニューヨーク連銀製造業景気指数や米10月鉱工業生産が予想を上回り、ドルの下値を支える事ができるか否かが見どころとなろう。
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