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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
11月14日(金) ユーロ/米ドル
【通貨ペア】
ユーロ/米ドル
【今日のトピック】
米・欧の景気格差を確認
【基調】
下値模索再開
【目先の注目材料】
・11/14 ユーロ圏第3四半期GDP速報値、米10月小売売上高、
米10月ミシガン大消費者信頼感指数
・主要国株価、国際商品価格
【本文】
ユーロ圏では、デフレ懸念がくすぶり景気が低迷する中、欧州中銀(ECB)の緩和的な金融政策スタンスが長期化するとの見方が根強い。
一方で、米国はインフレ上昇の兆しこそ見られないが景気は堅調であり、米連邦準備制度理事会(FRB)のスタンスは来年にも引締め方向に向くと見られている。
こうした米・欧の景気格差・金融政策格差を背景に、ドル高・ユーロ安期待が根強い。為替レートには、ファンダメンタルズに沿った材料(この場合はドル買い・ユーロ売り材料)に強く反応しやすいという特徴があり、本日発表されるユーロ圏第3四半期GDPは予想以上の結果よりも予想以下の結果に反応しやすく、ユーロ買いよりもユーロ売り材料になりやすいと考えられる。さらに、米10月小売売上高についてはその反対でドル買い材料になりやすいと言えるだろう。
ユーロ/ドル相場は、先週7日に2年3カ月ぶりの安値1.23581ドルを付けた。下げ一服後は1.24ドル台を中心にもみ合い商状となっているが1.25ドルの上値の重さは鮮明であり、下値模索再開のきっかけを待っているようにも見える。そうした中で発表されるユーロ圏と米国の重要経済指標の結果が注目されよう。
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