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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
8月20日(水) ポンド/ドル
【通貨ペア】
ポンド/ドル
【今日のトピック】
英米の金融政策のスタンスを議事録から探る
【基調】
下落
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・8/20 BOE議事録、FOMC議事録
・中東・ウクライナ情勢
【本文】
ポンド/ドルは昨日、中長期的なトレンドの節目と言える200日移動平均線を割り込んだ。本日に入っても戻りは弱く、1.66ドル台前半での推移となっている。
本日は英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)議事録および米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録がそれぞれ発表される。そこから、それぞれの利上げ開始時期を窺う流れになると考えられる。ただ、現状、英国の経済指標に冴えないものが目立ち、インフレ懸念が和らいでいる中で行われたMPCであることを考慮すると、MPC議事録の内容が市場の早期利上げ期待を煽るような内容になる可能性は低いと見る。ただ、事前に「利上げに投票したメンバーが1−2人いたのでは」との見方が市場では広がっており、利上げに投票したメンバーが1人、ないし「いなかった」場合のポンド売りは厳しいものになりそうだ。
一方、FOMCについては、声明はハト派的と市場には受け止められていたが、経済について楽観的な見方も示されていた。議事録において、サプライズ的反応がされるとすれば、タカ派方向の記述が目立った場合だろう。
つまり、ポンド/ドルは本日の材料から考えると、下を攻める場合は急な動きになりやすいと考えられる。一段安となった場合、まずは4月4日安値1.65440ドルがターゲットとなろう。ここを割り込めば、1.65000ドルなどが視野に入る。
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