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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
8月15日(金) カナダドル/円
【通貨ペア】
カナダドル/円
【今日のトピック】
2度目の7月雇用統計
【基調】
波乱含み
【目先の注目材料】
・8/15 加7月雇用統計
・主要国株価、国際商品価格
・中東・ウクライナ等地政学問題
【本文】
カナダ統計局は、本日15日に2度目の7月雇用統計を発表する。先週8日に発表した内容の一部に誤りがあったとして本日改めて修正値が発表される事になった。
当初の発表では失業率こそ7.0%に改善(前回:7.1%)したものの、雇用者数ネット変化はわずか200人の増加に留まり、事前予想の2万人増を大きく下回っていた。
こうした中、市場は今回の修正値で雇用者数の増加幅が上方修正されるとの期待を強めており、7月雇用統計の仕切り直しが発表された12日からカナダドルは上昇を続けている。もっとも、悪化方向へ修正される可能性も排除はできないため、十分な織り込みが進んでいるとは言えそうにない。このため、それなりの上方修正が発表されれば
カナダドルが上値を伸ばす公算が大きいが、修正がごく小幅にとどまった場合や、逆に下方修正される事になった場合はカナダドル売りが強まる可能性が高い。
なお、2度目の7月雇用統計の事前予想は失業率が7.1%、雇用者ネット変化が2万人増と1度目の予想と同値であり、どうやら本日の修正値に対する予想が改めて集計された様子はない。したがって、この予想値自体はあまり大きな意味を持たないと見られ、あくまでも8日発表の7.0%、200人増からどのように修正されるのかが焦点となろう。
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