- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 8月13日(水)ポンド/ドル
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
8月13日(水) ポンド/ドル
【通貨ペア】
ポンド/ドル
【今日のトピック】
英米経済イベントの内容を要確認
【基調】
方向感模索
【目先の注目材料】
・8/13 英7月雇用統計、英中銀四半期インフレレポート、
米7月小売売上高、ダドリーNY連銀総裁講演、 ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演、米10年債入札
・主要国株価、米国債利回り
・パレスチナ情勢、イラク情勢、ウクライナ情勢
【本文】
今夜は英7月雇用統計や英中銀(BOE)のインフレレポートが発表される。これらを経て、英国の早期利上げ観測が再び強まるかどうかが今日の焦点だ。足元の英国は経済の緩みが解消されれば利上げを行う、というスタンスで、5月のインフレレポートでは2015年第1四半期との見方が示されていたが、今回のレポートで「緩み」が縮小していることが示されれば、利上げ時期前倒し観測が出てくるだろう。特に、今回は英量的緩和政策からの出口戦略担当となるシャフィク新副総裁が就任して初めてのインフレレポートとなるため、BOEの出口戦略へのスタンスに変化が出るかどうかが注目される。利上げ時期が前倒しされるとの観測を強める内容ならば、ポンドは上昇しよう。
また、本日は米国で7月小売売上高や米連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーによる講演も複数予定されている。先日、米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長がハト派寄りの発言をしたことで、やや米低金利政策の長期化観測が強まっている中でもある。今夜の材料がそれを助長するようなら、ドル売り要因となり、ポンド/ドルには追い風になると考えられる。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2014年8月)
- V字回復かダブルトップか【カナダドル/円】 2014年8月29日
- 6日線回復で下げ一服の兆し【ポンド/ドル】 2014年8月28日
- 欧州の追加緩和観測を煽る材料があれば、着実に下落も【ユーロ/ドル】 2014年8月27日
- 上ヒゲの目立つ足型に着目【豪ドル/円】 2014年8月26日
- 材料が追い風となるか【ユーロ/ドル】 2014年8月25日
- 年初来高値更新【豪ドル/円】 2014年8月22日
- 200日線維持で調整一服の兆し【ポンド/円】 2014年8月21日
- 英米の金融政策のスタンスを議事録から探る【ポンド/ドル】 2014年8月20日
- NZ乳業大手が実施する入札に注目【NZドル/円】 2014年8月19日
- もう一段の戻りはあるか【ポンド/ドル】 2014年8月18日
- 2度目の7月雇用統計【カナダドル/円】 2014年8月15日
- もみ合いの放れを見極め【ドル/スイスフラン】 2014年8月14日
- 英米経済イベントの内容を要確認【ポンド/ドル】 2014年8月13日
- 独経済指標に注目【ユーロ/ドル】 2014年8月12日
- 地政学的リスクを睨みつつ【ポンド/ドル】 2014年8月11日
- 200日移動平均線付近での正念場【豪ドル/円】 2014年8月8日
- ドラギECB総裁会見に注目【ユーロ/ドル】 2014年8月7日
- 200日移動平均割れも【NZドル/円】 2014年8月6日
- NZ乳業大手が実施する入札に注目【NZドル/円】 2014年8月5日
- RBAの豪ドル高牽制がなければ・・・【豪ドル/円】 2014年8月4日
- レンジ上限突破に期待【ドル/円】 2014年8月1日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。