- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 8月7日(木)ユーロ/ドル
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
8月7日(木) ユーロ/ドル
【通貨ペア】
ユーロ/ドル
【今日のトピック】
ドラギECB総裁会見に注目
【基調】
軟調、ただし反発の兆しも
【目先の注目材料】
・8/7 ECB理事会、ドラギECB総裁会見
・主要国株価、米国債利回り
・ウクライナ情勢
【本文】
本日、欧州中銀(ECB)理事会が予定されている。今回の理事会について、的を絞った長期資金供給オペ(TLTRO)の実施を来月に控えている事から、政策金利を含め金融政策は現状維持の公算が大きい。よって、市場の関心はその後のドラギ総裁の記者会見に集まっている。
足元のユーロを取り巻く環境を見ると、ウクライナ情勢の緊迫化などにより景況感が悪化している事や、7月の消費者物価指数が前年比+0.4%と2009年10月以来の低い伸びとなっている。一部で会見内容が前月の理事会よりもハト派的な内容になるのではとの見方が浮上しており、もし会見内容がハト派的と映れば、ユーロ/ドル相場を下押す材料となる可能性が高い。昨日安値(1.33329ドル)を割るようだと、昨年11月安値(1.32949ドル)まで下値余地の拡大が予想される。
ただ、昨日の日足チャートに、下値圏で出現すると反発の兆しとされる「たくり足」が出現している点には注意したい。総裁の会見内容が前月とあまり変わらないものとなるようならば、1か月以上下落しているユーロ/ドル相場に買い戻しが入っても不思議ではない。総裁会見と、それに対する市場の反応に注目したい。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2014年8月)
- V字回復かダブルトップか【カナダドル/円】 2014年8月29日
- 6日線回復で下げ一服の兆し【ポンド/ドル】 2014年8月28日
- 欧州の追加緩和観測を煽る材料があれば、着実に下落も【ユーロ/ドル】 2014年8月27日
- 上ヒゲの目立つ足型に着目【豪ドル/円】 2014年8月26日
- 材料が追い風となるか【ユーロ/ドル】 2014年8月25日
- 年初来高値更新【豪ドル/円】 2014年8月22日
- 200日線維持で調整一服の兆し【ポンド/円】 2014年8月21日
- 英米の金融政策のスタンスを議事録から探る【ポンド/ドル】 2014年8月20日
- NZ乳業大手が実施する入札に注目【NZドル/円】 2014年8月19日
- もう一段の戻りはあるか【ポンド/ドル】 2014年8月18日
- 2度目の7月雇用統計【カナダドル/円】 2014年8月15日
- もみ合いの放れを見極め【ドル/スイスフラン】 2014年8月14日
- 英米経済イベントの内容を要確認【ポンド/ドル】 2014年8月13日
- 独経済指標に注目【ユーロ/ドル】 2014年8月12日
- 地政学的リスクを睨みつつ【ポンド/ドル】 2014年8月11日
- 200日移動平均線付近での正念場【豪ドル/円】 2014年8月8日
- ドラギECB総裁会見に注目【ユーロ/ドル】 2014年8月7日
- 200日移動平均割れも【NZドル/円】 2014年8月6日
- NZ乳業大手が実施する入札に注目【NZドル/円】 2014年8月5日
- RBAの豪ドル高牽制がなければ・・・【豪ドル/円】 2014年8月4日
- レンジ上限突破に期待【ドル/円】 2014年8月1日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。