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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
8月6日(水) NZドル/円
【通貨ペア】
NZドル/円
【今日のトピック】
200日移動平均割れも
【基調】
軟調
【目先の注目材料】
・主要国株価
・ウクライナ情勢
【本文】
昨日行われたNZ乳業大手フォンテラの乳製品オンラインオークションGDTにおいて、総合取引指数が前回比-8.4%となった。これはNZの利上げ再開時期の見通しを後退させる可能性があり、NZドルの圧迫要因となった。さらに、今朝発表されたNZの第2四半期雇用統計では、失業率こそ5.6%と市場予想(5.8%)以上の改善となったものの、労働参加率は68.9%と予想(69.3%)を大幅に下回った。
こうした逆風の中でNZドル/円は200日移動平均線(執筆時点:86.410円)という中長期的な攻防の要の水準まで低下してきている。ここを完全に下回ると、テクニカル面からも当面は圧迫されてしまう。今日が正念場と言えるだろう。
本日はこれ以上、NZ関連の経済イベントなどは予定されてない。しかし、ウクライナ関連のリスク不安を煽るような報道があれば、NZドル/円が200日線を割り込むきっかけとなる可能性がある。
200日線を割り込むと、次のターゲットは5月29日安値の85.863円となろう。
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