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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
6月27日(金) ドル/円
【通貨ペア】
ドル/円
【今日のトピック】
200日移動平均線が持つ意味
【基調】
もみ合い
【目先の注目材料】
・米国債利回り、主要国株価
【本文】
ドル/円は、昨日のNY市場で200日移動平均線を割り込んで下落。クローズにかけては同線の上に値を戻す粘り腰を見せたものの、本日の東京市場では連鎖的な株安・ドル安の流れに101.30円台まで下値を切り下げている。
こうした中、本日の焦点は200日移動平均線(執筆時点:101.670円)の水準以上を回復できるかに絞られる。NYクローズで同線を下回る事になれば、2012年11月以来、1年7カ月ぶりとなる。言わば、アベノミクス相場のサポートラインである200日移動平均線割れは、ドル強気派の士気を大きく低下させる事になろう。
米FRBが来年には利上げに踏み切る可能性が高い(GDP下ブレでも利上げ観測自体は後退していない)事に加え、本邦の貿易収支の赤字基調や対外直接投資の増加基調などから、ドル/円は上昇基調にあるとの見方は維持するが、明確に200日移動平均線割れとなれば上昇再開にはしばらく時間がかかる事になるかもしれない。
今年下半期のドル/円相場の展開を見通す上でも、200日移動平均線の攻防が注目される。
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