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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
6月17日(火) ポンド/ドル
【通貨ペア】
ポンド/ドル
【今日のトピック】
市場の利上げ期待を後押しできるか
【基調】
波乱含み
【目先の注目材料】
・主要国株価、ユーロ/ポンド相場
・6/17 英5月消費者物価指数
【本文】
前週12日、英中銀(BOE)のカーニー総裁が「市場予想より早く利上げに踏み切る可能性がある」と発言したことをきっかけにポンド買いが強まると、ポンド/ドルは16日に2009年8月以来となる1.70095ドルまで上昇した。
BOEの早期利上げ期待が高まる中、本日は英国で発表される5月消費者物価指数に注目したい。事前予想は前年比+1.7%と前月の+1.8%から伸びが減速すると見られており、市場の利上げ期待を後押しするのは容易ではなさそうだ。
足元の相場は、1.70ドル台に乗せてからは達成感から伸び悩む様子を見せている。仮に弱めの予想をも下回る伸びとなれば、それまで期待が先行して買われてきた分、ポンド売りが出やすいと見る。先月21日高値(1.69199ドル)や今月13日安値(1.69208ドル)が近い1.69200ドルを割り込むようだと、日足の一目均衡表の雲(本日は1.67297ドル〜1.68531ドル)に向けた一段安もあるだろう。
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