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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
6月16日(月) 豪ドル/円
【通貨ペア】
豪ドル/円
【今日のトピック】
RBA議事録で豪ドル高懸念を強めるかどうか
【基調】
上昇
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・6/17 RBA議事録
【本文】
豪ドル/円は先週半ばから、96円台に乗せると頭を押さえられる展開が続いている。RBAの金融政策が当面据え置かれる公算と見られている上に、主要国株価が伸び悩んでいる点が背景にあると見られる。また、RBAが豪ドル高に対する牽制文言を出し続けている点もネックだ。足元の豪ドルに対するRBAの見方は「歴史的に見て高水準」という物だが、昨年の高騰局面では「不快なほど高い」というかなり強い指摘をしていた。豪ドル/米ドルは現在、0.95ドル手前で、以前昨年10月の水準(0.97ドル台)よりも低い水準ではあるが、年初来高値0.9461ドルは非常に近い位置にある。RBA理事会においても、警戒度合いが強められている可能性もあるだろう。もし今回の議事録において、豪ドル高への懸念を強める内容があれば、一旦は豪ドル売りに振れる可能性があるため、要注意だ。豪ドル/米ドルでの懸念が強まっている状態では、豪ドル/円にも同様の圧力が掛かる。
豪ドル/円が失速した場合、まずは60日移動平均線(執筆時点:95.155円)や20日移動平均線(同:94.934円)のある95円ちょうど前後まで下値余地があると考える。
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