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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
5月28日(水) ユーロ/ドル
【通貨ペア】
ユーロ/ドル
【今日のトピック】
一段安か反発か
【基調】
方向感模索
【目先の注目材料】
・5/28 独5月雇用統計、コンスタンシオECB副総裁・講演
・主要国株価、米国債利回り
【本文】
ユーロ/ドルは8日に1.39933ドルの高値をつけて以降は6月の欧州中銀(ECB)理事会での追加緩和観測を受けたユーロ売りに押され、大きく値を下げたが、1.3610ドル台では底堅い様子を見せている。もっとも、ECBの追加緩和期待の高い中で上値は抑えられており、1.36ドル台後半では売り圧力の強さも見受けられる。ここから方向感を出していけるかが引き続き焦点と言えよう。
本日はドイツの5月雇用統計が発表される。市場では、失業者数-1.5万人、失業率6.7%との予想が出ている。これよりも弱い結果になれば、1.3600ドル割れを試す可能性がある。また、コンスタンシオECB副総裁の講演内容にも警戒しておきたい。同副総裁は5月中旬時点で「幅広い追加措置の可能性を考慮しているが、6月に行動すると思っていない」などと述べるなど、6月緩和観測に水を差すような発言をしている。今回も同様の発言をすれば、ユーロは一旦買い戻される可能性もあるため要注意だ。
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