- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 5月7日(水)ドル/円
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
5月7日(水) ドル/円
【通貨ペア】
ドル/円
【今日のトピック】
イエレンFRB議長のスタンスを確認
【基調】
軟調
【目先の注目材料】
・主要国株価、米長期金利
【本文】
ドル/円は2日の米4月雇用統計の結果が良好だったことを受けて発表後に一時103円台まで上昇するも、労働参加率の大幅な低下や、平均時給が予想外に伸びなかったことなど、内容が一概に喜べるような強いものでなかったことから、次第に長期金利が低下し、ドル/円も失速。週が明けてもこの傾向は継続した上、ウクライナ情勢の緊迫化を背景とするリスク回避ムードの拡大なども重石となった。
今夜は米国で連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が委員会で証言(日本時間23時〜)を行う。米雇用統計の内容を受けて、イエレン議長がどのような発言を行うかが焦点となるだろう。ただ、労働統計を重視するイエレン議長が、内容の良くない雇用統計を楽観視するような発言をするとは考えにくい。あくまで従来通りの慎重な姿勢を再度示すか、もしくは早期利上げ観測を牽制するような発言になる公算の方が、タカ派的な証言となる公算よりも大きそうだ。さらに、ウクライナ情勢を意識してリスクを避けるムードが続いていることも考慮すると、ドル/円としては下ブレの可能性の方がより高いとみる。
下落した場合、まずは200日移動平均線がある101.00円前後で下げ止まるかが重要なポイントとなろう。ここで下げ止まらない場合は、年初来安値100.754円が視野に入ってくる。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2014年5月)
- 月末の値動きに特徴あり【ユーロ/ドル】 2014年5月30日
- 安値更新で200日線が視野に入る【NZドル/円】 2014年5月29日
- 一段安か反発か【ユーロ/ドル】 2014年5月28日
- ネックライン上抜けてWボトム完成が視野に【ドル/スイスフラン】 2014年5月27日
- 102.00円の重さを払拭できるか【ドル/円】 2014年5月26日
- 低インフレと低金利政策【カナダドル/円】 2014年5月23日
- 南ア準備銀行の金融政策発表に注目【南アフリカランド/円】 2014年5月22日
- FOMC議事録で出口戦略に関する言及は?【ユーロ/ドル】 2014年5月21日
- ネックラインを巡る攻防の行方を注視【NZドル/円】 2014年5月20日
- デッドクロスがほぼ完成へ【ユーロ/ドル】 2014年5月19日
- ダブルトップの完成は?【ユーロ/ドル】 2014年5月16日
- もち合いはついに下抜けか【ポンド/円】 2014年5月15日
- 英経済イベントで利上げ期待は高まるか【ポンド/ドル】 2014年5月14日
- 豪政府予算案に注目【豪ドル/円】 2014年5月13日
- 自律反発となるか【ユーロ/円】 2014年5月12日
- 加雇用統計が明暗を分ける【カナダドル/円】 2014年5月9日
- 1.70ドル台の壁【ポンド/ドル】 2014年5月8日
- イエレンFRB議長のスタンスを確認【ドル/円】 2014年5月7日
- 膠着に終止符を打てるか【ドル/円】 2014年5月2日
- 煮詰まりつつある三角もち合い【ユーロ/円】 2014年5月1日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。