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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
4月30日(水) ユーロ/ドル
【通貨ペア】
ユーロ/ドル
【今日のトピック】
欧州の追加緩和観測は高まるか
【基調】
ボックス相場
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・4/30 独4月雇用統計、ユーロ圏4月消費者物価指数・速報、米3月ADP全国雇用者数、
米Q1GDP・速報値、米4月シカゴ購買部協会景気指数、米FOMC
・ウクライナ情勢
【本文】
本日の欧州・米国市場はとにかく経済イベントが多い。ユーロ/ドルはそれぞれのイベントの内容を確認しながら神経質に動く展開になりそうだ。
欧州市場中は、特にユーロ圏4月消費者物価指数(CPI)・速報(市場予想:前年比+0.8%)は注目されよう。前日に発表された独4月CPI・速報は前年比+1.3%と市場予想(+1.4%)を下回っており、これを受けて本日のユーロ圏CPIも市場予想より低くなり、次回の欧州中銀(ECB)理事会に向けて追加緩和観測が拡がるのでは、という思惑がある。こうした市場の期待に則って、指標結果が下ブレすれば、ユーロ売りが強まるだろう。また、これに加えて、複数の米指標の好結果などが重なり、ドル高が進めば、ユーロ/ドルの下げに拍車が掛かるだろう。22日につけた安値1.37848ドルを下回ると、一段と値を下げる可能性も出てこよう。
ただ、逆に、ユーロ高・ドル安材料ばかり集まるような状況になった場合、ユーロ/ドルは今週の上値を抑えた1.3880ドルを試す展開になりそうだ。
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バックナンバー(2014年4月)
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