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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
4月16日(水) ドル/円
【通貨ペア】
ドル/円
【今日のトピック】
麻生発言を欧米勢は材料視するか
【基調】
上値を試す
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・ウクライナ情勢
・4/16 BOA決算、IBM決算、スタイン米FRB理事講演、米3月住宅着工件数、ベージュブック
【本文】
ドル/円相場は東京市場中に麻生副総理兼財政・金融担当相が「(株式について)年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が6月から動くので、外人投資家が動く可能性がある」などと述べると、日経平均株価が上昇。これを受けて円安が進んだ上、中国の1-3月期国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことで豪ドル/円が上昇したことも追い風となり、ドル/円は日本株引け直後には102.30円目前まで値を伸ばした。
本日の米国では、主要企業決算、主要経済指標、要人発言などが複数予定されており、手掛かり材料はかなり多いと言える。また、欧米勢による麻生副総理の発言を蒸し返しての円売りが出てくることもあり得る。これらを手掛かりに、ドル/円がどこまで上値を伸ばせるかが今夜の焦点になる。
夕方時点のドル/円は60日移動平均線(執筆時点:102.338円)手前で頭を押さえられているが、ここを超えると20日移動平均線(同:102.503円)まで上昇余地が拡大しよう。
もちろん、ウクライナ情勢の急激な緊迫化などがあれば、上昇幅を急激に縮める可能性があるため、要注意だ。
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