- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 4月14日(月)ユーロ/ドル
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
4月14日(月) ユーロ/ドル
【通貨ペア】
ユーロ/ドル
【今日のトピック】
もう一段下を試すかどうか
【基調】
軟化
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格、米国債利回り
・ウクライナ情勢
・4/14 ユーロ圏2月鉱工業生産、米3月小売売上高
【本文】
ユーロ/ドルは先週、4日連続で陽線が続いたものの、1.39ドルを超えたところでは頭を押さえられた。さらに週末にECB(欧州中銀)のドラギ総裁が「一段のユーロ高なら更なる金融緩和策が必要となるだろう」などと発言した上、ウクライナ東部ドネツクで同国治安部隊と親ロシア派勢力が武力衝突し、双方に死傷者が出たことが報じられたことで、週明けは窓をあけてのユーロ売りでスタートした。東京市場の時点では下げ幅は小さいが、欧州勢などがこれを重く受け止めれば、一段とユーロ売りが進む可能性がある。
ユーロ/ドルが朝の安値1.38417ドルを下回ると、次の下値目途は1.38000ドルになる。この水準には20日移動平均線(執筆時点:1.38021ドル)もあり、それなりに底堅いラインになるとみる。ただ、ここでも下げ止まらなければ60日移動平均線(同:1.37371ドル)辺りまで下げ余地は拡大しよう。一方、上述の2つの問題を欧州勢が軽く受け止め、上昇に転じた場合、先週に頭を押さえられた1.39ドルの上抜けを試すことになろう。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2014年4月)
- 欧州の追加緩和観測は高まるか【ユーロ/ドル】 2014年4月30日
- ウクライナ不安はどこまで膨らむか【ユーロ/円】 2014年4月28日
- 1.37ドル台の底堅さ【ユーロ/ドル】 2014年4月25日
- 転換線が下値を支えるか【ドル/円】 2014年4月24日
- ウィーラーRBNZ総裁のコメントに注目【NZドル/円】 2014年4月23日
- 明日朝のビックイベントに備えを【豪ドル/円】 2014年4月22日
- イースター休暇明けの米国市場は?【ドル/円】 2014年4月21日
- 聖金曜日・グッドフライデー【ドル/円】 2014年4月18日
- 高値更新で勢いづくか【ポンド/ドル】 2014年4月17日
- 麻生発言を欧米勢は材料視するか【ドル/円】 2014年4月16日
- 今月25日のRBNZ理事会を読む上での手掛かり材料【NZドル/円】 2014年4月15日
- もう一段下を試すかどうか【ユーロ/ドル】 2014年4月14日
- 五陽連なるか【ユーロ/ドル】 2014年4月11日
- サポートラインを維持できるか【ドル/円】 2014年4月10日
- 20日移動平均線を抜けていけるか【ユーロ/ドル】 2014年4月9日
- 短期調整の兆し【豪ドル/円】 2014年4月8日
- 株安続くと20日移動平均線付近までの押しも【ドル/円】 2014年4月7日
- 雇用統計への期待感【ドル/円】 2014年4月4日
- 大台目前で三川宵の明星出現【NZドル/円】 2014年4月3日
- 104円の壁越えなるか【ドル/円】 2014年4月2日
- 高値警戒感が漂うものの・・・【豪ドル/円】 2014年4月1日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。