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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
4月9日(水) ユーロ/ドル
【通貨ペア】
ユーロ/ドル
【今日のトピック】
20日移動平均線を抜けていけるか
【基調】
反発
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
【本文】
ユーロ/ドルは先週末の米雇用統計発表後からのドル売りの流れの中で上昇している。ただ、20日移動平均線(執筆時点:1.38082ドル)前後では頭を押さえられており、ここをしっかり抜けるまでは3月半ばからの戻り売り基調を脱したとは言い難い。
本日も米長期金利の低下が続き、ドル売りが強まれば、ユーロ/ドルには上昇圧力が掛かる。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の内容が、声明やイエレンFRB議長の会見の時ほどタカ派色が強くない、と受け止められれば、そうした展開になる可能性が高まるものと見る。さらに、本日は欧州の要人発言の機会も多く、発言内容には注意すべきだろう。欧州中銀(ECB)の追加緩和について、後ろ向きな発言が出てくれば、ユーロ/ドルには上昇要因となる。
4月2日高値1.38200ドルを突破出来れば、次は3月24日高値1.38759ドルがターゲットになるだろう。
ただし、一方でECBの追加緩和について前向きと受け止められる発言があればユーロ/ドルの重石となるため、要注意だ。主要国株価が堅調さを見せ、米長期金利が上昇しても同様だ。しっかり流れを見定めて行きたい。
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