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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
3月26日(水) 豪ドル/円
【通貨ペア】
豪ドル/円
【今日のトピック】
3月高値までは伸びしろあり
【基調】
堅調
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・ウクライナ情勢
【本文】
豪ドル/円は特段のリスク要因が見当たらないものの、リスクオンにもなりきれない相場の中で、堅調な伸びを示し続けている。豪中銀(RBA)が当面の金融政策を維持するとの姿勢を示している上、17日に豪銀行大手ウエストパックの著名アナリストが追加利下げ見通しを取り下げたことで、豪ドルは買われやすい通貨に転化している。本日正午過ぎに行われたスティーブンスRBA総裁の講演では、金融政策を当面は維持する方針だということが窺える発言をし、豪ドル高に対する牽制的な発言は「交易条件の悪化が見込まれており、交易条件に伴って豪ドルが下落しなければ驚き」という程度に留まっており、豪ドル/円は一時94円台を回復した。目新しいリスク要因が出てくることなく、欧米株が堅調に推移すれば、豪ドルが高い水準を保つ可能性は高いとみる。
期末ということもあり、積極的な取引は手控えられがちなのは確かで、95円付近まで上値を伸ばし続けられるかどうかは未知数だ。7日に付けた高値94.466円付近では売り圧力も強いと考えられる。ただ、逆に言えば、94円台に乗せたことで、7日高値までは上昇余地が拡大していると見ることもできる。急なリスク許容度縮小には注意しつつも、短期的に上昇の波に乗るという手もあるだろう。
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