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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
3月17日(月) 豪ドル/円
【通貨ペア】
豪ドル/円
【今日のトピック】
ウクライナ不安で上値重い
【基調】
波乱含み
【目先の注目材料】
・3/17 EU外相理事会、
・3/18 RBA理事会議事録
・ウクライナ情勢に関する報道
・主要国株価、国際商品価格
【本文】
豪ドル/円は7日に94.466円の高値を付けた後、豪準備銀行(RBA)の声明で豪ドル高牽制の文言が入っていたことを受けた豪ドル売りや、ウクライナ情勢への不安を背景とする円買いなどが重石となり、ジリジリと下落。今朝早朝には91.279円まで一時値を下げた。その後、アジア市場中は戻り基調ではあるものの、92.000円目前で上値の重さは顕著だ。
ここから上昇したとしても、すぐ上に60日(執筆時点:92.040円)と20日(同:92.108円)の移動平均線が控えており、上値の余地はさほど大きくないと見る。目下のところ、ウクライナ情勢への不安が強く、ファンダメンタルズ面から見ても、上昇に勢いはつきにくいと言えよう。
一方、下値は一段と切り下げる可能性がある。
ロシアと米欧が対立姿勢を強めたり、クリミアのロシア編入の可能性が高まったことを示唆するニュースが出てくれば、91.000円割れを試す可能性もある。
また、明日朝に発表されるRBA議事録において、豪ドル高牽制が声明よりも強い形で指摘されていれば、これも豪ドルの圧迫要因となろう。
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