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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
2月28日(金) ユーロ/円
【通貨ペア】
ユーロ/円
【今日のトピック】
ウクライナと利下げと雲の下抜け
【基調】
下値試し
【目先の注目材料】
・ウクライナ情勢
・2/28 ユーロ圏2月消費者物価指数・速報値、ユーロ圏1月失業率
・主要国株価、国際商品市況
【本文】
ロシア軍がウクライナ国境付近で軍事演習を実施した事などから、欧州の地政学的リスクが意識されているほか、ウクライナの債務不履行が懸念される中、欧州金融機関による同国向け債権の保有額が多い事もユーロにとって不安材料だ。
また、昨日発表された独2月消費者物価指数が前年比+1.2%と予想(+1.3%)を下ブレた事から、本日発表予定のユーロ圏2月消費者物価指数も前年比+0.7%に減速する見込みとなっている。この水準は、欧州中銀(ECB)のインフレ目標(2%をやや下回る水準)を大きく下回っているため、予想通りのインフレ減速となれば、来週のECB理事会での利下げ観測を高める事になりそうだ。
ウクライナ不安とECBの利下げ観測だけでもユーロの下落材料となり得るが、ユーロ/円はテクニカル面からも下押し圧力がかかりやすくなっている。
本日の下落で、20日移動平均線(執筆時点:139.502円)を下抜けた上に日足の一目均衡表の雲も下抜けており、このままNYクローズを迎えれば下落基調が定着する可能性が出てきた。
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バックナンバー(2014年2月)
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