- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 2月14日(金)ユーロ/ドル
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
2月14日(金) ユーロ/ドル
【通貨ペア】
ユーロ/ドル
【今日のトピック】
米金融政策への不透明感
【基調】
上値トライ
【目先の注目材料】
・2/14 独/ユーロ圏第4四半期国内総生産(GDP)・速報値
・2/14 米1月鉱工業生産、米2月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
【本文】
ユーロ/ドルは昨日、米1月小売売上高が予想を下回った事などから1.3690ドル台へ上昇した。
年明け以降上値を抑えてきた1.37ドル前半の壁を突破できれば、昨年高値(1.38931ドル)の奪回に向けて動き出すきっかけとなる可能性もあるため、本日の値動きが注目される。
米国は大雪の影響が1月分の経済指標だけでなく2月分にも及びそうな気配が漂っており、一部には3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和が一時停止されるとの観測も浮上している。
悪天候の影響はもはや「一時的」とはいえず、景気の下押し圧力になりかねないという懸念の表れだろう。
本日、米国で発表予定の1月鉱工業生産や2月ミシガン大消費者信頼感指数は、いずれも前月実績を下回ると見られており、そうした観測を助長する可能性がある。
これまで、ユーロ圏は緩和含みであり米国は引き締め含みという金融政策の温度差がユーロ安・ドル高予想の根幹をなしていただけに、こうした見通しに不透明感が生じる事になれば、ドルに対してユーロを買い戻す動きにつながりやすい。また、本日ユーロ圏で発表される第4四半期GDPは、2年ぶりのプラス成長が見込まれており、ユーロ高を後押しする材料となる可能性がある。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2014年2月)
- ウクライナと利下げと雲の下抜け【ユーロ/円】 2014年2月28日
- 2番底確認か【カナダドル/円】 2014年2月27日
- カンタス航空関連の続報に注意【豪ドル/円】 2014年2月26日
- レジスタンスラインと20日線を両にらみ【ポンド/円】 2014年2月25日
- 20日移動平均線までの下げも【豪ドル/円】 2014年2月24日
- 利下げ観測を後押しするか?【カナダドル/円】 2014年2月21日
- テクニカルはレンジ継続を示唆【ドル/円】 2014年2月20日
- 英指標良好なら再度1.68ドル台乗せも【ポンド/ドル】 2014年2月19日
- レンジ上抜けなるか【カナダドル/円】 2014年2月18日
- 海外勢による「失望の円買い」に注意【ドル/円】 2014年2月17日
- 米金融政策への不透明感【ユーロ/ドル】 2014年2月14日
- またしても200日線が上値抵抗に【豪ドル/円】 2014年2月13日
- フォワードガイダンスの修正の有無は?【ポンド/円】 2014年2月12日
- 上伸力続けば20日線トライだが・・・・・・【ドル/円】 2014年2月10日
- 汚名を雪げるか【ドル/円】 2014年2月7日
- デッドクロス出現なるか【ポンド/円】 2014年2月6日
- 株価【ドル/円】 2014年2月5日
- 分岐点は週足の一目均衡表の基準線か【ドル/円】 2014年2月4日
- 今朝の安値を抜けるともう一段安も【ユーロ/円】 2014年2月3日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。