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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
2月12日(水) ポンド/円
【通貨ペア】
ポンド/円
【今日のトピック】
フォワードガイダンスの修正の有無は?
【基調】
伸び悩み
【目先の注目材料】
・主要国株価、米国債利回り
・2/12 英中銀四半期インフレ報告
【本文】
ポンド/円は2月4日に163.879円の安値をつけた後、反発。昨日には168円台を回復した。ただ、目下のところ、20日移動平均線(執筆時点:169.075円)と60日移動平均線(同時点:169.146円)に頭を押さえられている格好だ。20日線と60日線は本日、下落サイン「デッドクロス」を形成しており、いかにも上値は重い。
本日、英国では英中銀(BOE)が四半期インフレ報告を発表する。この際、今回に関してはBOEが政策金利を低い水準に据え置く目安として掲げているフォワードガイダンスの失業率目標を7.0%から引き下げるのではないか、との見方が浮上している。
基本的に、失業率目標が引き下げられれば、利上げ時期後退との見方が拡がり、ポンドには下押し要因となる。
ただ、こうした観測はすでに拡がっており、一部織り込まれている可能性がある。こうした状況下で、もしBOEがフォワードガイダンスを修正しなければ、ポンドの買いはかなり強いものになりそうだ。そうした場合、ポンド/円のはテクニカル面の逆風を乗り越えて20日および60日移動平均線を突破することもあり得る。
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