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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
12月11日(水)NZドル/円
【通貨ペア】
NZドル/円
【今日のトピック】
利食い売りはどこまで?
【基調】
軟調
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格、
・12/12 RBNZオフィシャルキャッシュレート
【本文】
NZドル/円は12月9日に85.724円の高値を付けた後、主要国株価の軟調な様子などに押され、利益確定の売りが強まった。昨日NZ市場終盤にはNZの乳業大手フォンテラが2014年の配当見通しを引き下げたことなども重石となった。
明日はNZ中銀(RBNZ)がオフィシャルキャッシュレートを発表する。市場では据え置き予想が大勢で、この点についてはサプライズの可能性は極めて低いが、声明の内容には注意したい。前回理事会時、ウィーラーRBNZ総裁は来年の利上げの可能性を示唆し、為替はNZドル高に振れた。ただ、その後に同総裁がNZドル高への牽制発言ををしたことによって頭を押さえられるなど、要人発言に翻弄される場面が散見されている。今回も同様にNZドルが大きめに乱高下することは十分にあり得るだろう。
上昇した場合、9日の高値を突破出来れば86円台乗せが見えてくる一方、主要国株が下落したり中銀によるNZドル高牽制があれば一段安となる公算だ。その場合、20日移動平均線(執筆時点:83.764円)辺りまでの下げは少なくとも想定しておきたい。
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