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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
8月5日(月)豪ドル/円
【通貨ペア】
豪ドル/円
【今日のトピック】
RBAの利下げ観測と下ブレリスク
【基調】
下落基調
【目先の注目材料】
・8/6 RBAキャッシュターゲット、豪第2四半期住宅価格指数、豪6月貿易収支
・主要国株価、国際商品市況
【本文】
豪州では6日、豪中銀(RBA)がキャッシュターゲットを発表する。「0.25%利下げし、2.50%とする」との予想が市場の大勢を占めており、この見方を元にこれまで豪ドルは大きく値を下げてきた。市場予想通りの利下げとなれば初動は豪ドル売り優勢となるだろうが、「噂で売って、事実で買う」という格言通りに、下げ一服後は一旦反発する可能性はある。ただし、足元では年内のさらなる追加利下げとの声も大きい。声明でこの観測を後押しするような一文があれば、さらに下値を切り下げる可能性がある。そうなった場合、昨年11月下旬から12月上旬にかけての上値抵抗となった86.50円前後がまずは下値目途となりそうだ。
ただ、RBAについては、市場の思惑通りに政策決定を行わなかった前歴もあり、今回も予想外に「金利据え置き」を決定するリスクは残る。その際は声明で近い将来の利下げ余地について触れる公算が大きいが、一旦は大きく豪ドルが反発する可能性があるため、要注意だ。
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