- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート >
- バックナンバー >
- 5月15日(水)ポンド/ドル
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
5月15日(水)ポンド/ドル
【通貨ペア】
ポンド/ドル
【今日のトピック】
1.52ドルで下支えなるか
【基調】
下落基調
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品市況、米国債利回り
・5/15 英4月雇用統計、BOEインフレ報告、米5月NY連銀製造業景気指数、米4月鉱工業生産
【本文】
ポンド/ドルは為替市場全般的なドル高の中で5月9日以降、下げ足を速めており、14日には60日移動平均線(14日:1.5239ドル)を割り込んだ。4月下旬のサポートラインとなった1.5200ドル付近では一旦買い支えられているが、本日の英米の材料次第では割り込む可能性がある。例えば、英経済イベントについては、英雇用統計が市場予想(失業率:4.6%、失業保険申請件数推移:-0.3万件)よりも弱い結果だった場合や、英中銀(BOE)の四半期インフレ報告が前回発表分(2月)よりも追加緩和に肯定的だった場合はポンド売り材料となり、ポンド/ドルの押し下げ要因となる。また、米国の経済指標に関しては、市場予想よりも良好な結果となった場合にドル高で反応し、やはりポンド/ドルの重石となると見る。
経済イベントがポンド/ドルを反発させる方向に働いた場合、まずは割ってきたばかりの60日移動平均線(執筆時点:1.5238ドル)が上値抵抗線になる。ここを突破すると、次は20日移動平均線(同:1.5399ドル)辺りまで反発する余地が拡大しよう。
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。