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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
4月5日(金)ドル/円
【通貨ペア】
ドル/円
【今日のトピック】
日銀砲の援護射撃なるか、米雇用統計に注目
【基調】
堅調
【目先の注目材料】
・4/5 米3月雇用統計
・主要国株価、米国債利回り
【本文】
昨日、日銀が発表した「量的・質的金融緩和」は市場の想定を大幅に上回る内容であり、市場に与えた衝撃の大きさから一部では「バズーカ砲」との呼び名が付いたほどだ。
「バズーカ砲」の衝撃からドル/円は午前の取引で2009年8月以来の97円台に上伸したものの、午後に入ると株式・債券市場の失速につれて一時96円を割り込んだ。もっとも、日銀の「異次元の金融緩和」に対する市場の評価を考えるとこのまま円売りムードが完全に萎んでしまう公算は小さく、当面は円安基調が続くと見るのが妥当だろう。ドル/円の97円台回復のカギは本日21:30に発表される米3月雇用統計の結果が握る事になりそうだ。
3日に発表された米3月ADP全国雇用者数が事前予想値と前回値をともに大きく下回ったため、本日の雇用統計への期待はそれほど高くない。そうした中で、非農業部門雇用者数の事前予想値である19.0万人を上回る増加幅となれば、ドル/円が東京市場で付けた97.19円の高値を更新する可能性もある。
一方で、予想よりも大幅に弱い結果となった場合は、前日に日銀の発表を受けて急騰した後しばらくもみ合った水準(最も売買が増えたと見られる水準)である95.50円前後を維持できるか注目されよう。
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