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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
2月4日(月)豪ドル/円
【通貨ペア】
豪ドル/円
【今日のトピック】
RBAの打ち出す政策は?
【基調】
高値波乱
【目先の注目材料】
・2/5 豪12月貿易収支、豪第4四半期住宅価格指数、中国1月HSBCサービス業PMI、RBAキャッシュターゲット、
・主要国株価、国際商品価格
【本文】
豪準備銀行(RBA)は明日、キャッシュターゲットを発表する。一時は市場のエコノミストの1/3近くを占めていた「0.25%の利下げ」予想だったが、世界経済の全般的な底堅さ、特に中国経済の堅調な様子などを受けてその数を減らした。ただ、依然として利下げ見通し派は残っているため、RBAが金利据え置きを発表した場合でも「織り込み済み」とはならず、教科書通り豪ドル高が進行する可能性がある。また、RBAキャッシュターゲットの前に発表される豪州の経済指標や中国1月HSBCサービス業PMIなども注目だ。特に中国1月HSBCサービス業PMIについては、3日時点で発表されている同国1月非製造業PMIが改善を示している。中国1月製造業PMIは前月比で悪化したものの、1月HSBC製造業PMIは改善を示している点を考慮すると、5日発表のHSBCサービス業PMIも改善傾向を示す可能性が高い。豪州最大の貿易相手国である中国が景気改善傾向を示せば、豪ドルには上昇要因となる。
ただ、大方の予想に反してRBAが利下げを決定すれば、大幅な豪ドル安は避けられないだろう。豪ドル/円の基調が転換するほどの下げにはならないとしても、そのリスクは考慮してポジションを取りたい。
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