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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
5月24日(木)ユーロ/ドル
【通貨ペア】
ユーロ/ドル
【今日のトピック】
下値支持から上値抵抗へ
【基調】
下落
【目先の注目材料】
・ギリシャやスペインを始めとする欧州情勢
・5/24ドラギECB総裁講演
・主要国株価、国際商品市況
【本文】
先週末に発表されたIMMのユーロショートは過去最大を記録したことから、一部では買い戻しが入りやすいとの見方からユーロの下げ止まりは近いとの観測が浮上していた。しかし23日、ギリシャがユーロ圏から離脱するとの懸念が高まると、ユーロ/ドルはそれまで下値支持と目された1.2623ドル(1月13日安値)をあっさりと割り込み、2010年7月以来となる1.2545ドルまで下落した。本日の東京市場では1.2623ドルどころか節目の1.26ドルすらも回復できておらず、上値の重さが目立っている。
IMMでユーロ売りポジションが積み上がる中でユーロ/ドル相場が約2年ぶり安値水準にまで下落したことで、市場ではユーロ下げ止まり観測が後退している。この後の欧米市場でも、それまでの下値支持であった1.2623ドルを回復できないようであれば、上値の重さを嫌気して1.25ドルの節目割れを試す動きが強まりそうだ。
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