- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート >
- バックナンバー >
- 4月11日(水)カナダ/円
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
4月11日(水)カナダ/円
【通貨ペア】
カナダ/円
【今日のトピック】
80円割れると下げに拍車がかかる可能性
【基調】
軟調
【目先の注目材料】
・スペイン・イタリア国債利回り
・欧州債務問題に関する報道
・主要国株価、原油価格
【本文】
カナダ/円は4月に入ってから軟化。3月下旬からの下値支持線だった82.00円を下回り、今朝には80.23円まで値を下げた。その後小幅に値を戻したことで、ちょうど60日移動平均線(執筆時点80.45円)に引っかかる形で下げ止まっている。80円台前半は2月下旬にもみ合った水準でもあり、この辺りでは相応の底堅さがみられる可能性がある。
ただ、米3月雇用統計の結果から米経済回復について弱気な見方が頭をもたげている上、スペインやイタリアの国債利回りが上昇しており、欧州債務問題に対する懸念が再び強く意識され始めていることを考慮すると、リスク回避の動きが続き、80円で下げ止まらずに一段安となる可能性も留意しておくべきだろう。下げに拍車が掛かれば、200日移動平均線(執筆時点:78.14円)辺りまで下落することもあり得る。
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。