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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
4月5日(木)ユーロ/円
【通貨ペア】
ユーロ/円
【今日のトピック】
欧州債務懸念再燃の兆し
【基調】
弱含み
【目先の注目材料】
・スペイン国債利回り
・主要国株価、国際商品価格
・ユーロ/ドル相場、ドル/円相場
【本文】
昨日、スペイン国債入札が不調となった事をきっかけに、同国の10年債利回りが5.7%手前まで上昇した。市場ではリスク回避の動きが強まり、ユーロ/円は3月後半以降下値を支えていた108円台半ばを割り込むと、107.90円まで下落した。欧州債務懸念が再燃の兆しを見せる中、本日はスペインの国債利回りに注目したい。
その10年債利回りが、昨年12月に欧州中銀(ECB)が実施した3年物資金供給オペ(LTRO)実施前の5.8%に上昇するようだと、市場の注目が集まりやすく、ユーロ/円は売り優勢の展開が予想される。その場合、目先はボリンジャーバンド2シグマ下限(本稿執筆時点では107.66円)がサポートとして機能するかに注目したい。この辺りを下抜けるようならば、107.14円(2/27高値109.92円-3/6安値105.64円の値幅4.28円を、3/21高値111.42円から引いた値)に向けた一段安もありえる。
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