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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
3月28日(水)ポンド/ドル
【通貨ペア】
ポンド/ドル
【今日のトピック】
4カ月ぶりの1.60ドル台乗せが視野に
【基調】
上昇
【目先の注目材料】
・3/28 英第4四半期GDP・確報値、タッカーBOE副総裁講演、米2月耐久財受注
・主要国株価
【本文】
ポンド/ドルは3月12日に1.5599ドルの安値をつけてから上昇に転じているが、一旦は節目の1.60ドル目前で上値を抑えられている格好だ。しかし、足元では米国で追加金融緩和観測が意識される一方、英国ではハト派で知られる英金融政策委員会(MPC)ポーゼン委員から「以前の様に下ブレリスクを懸念していない」などと、目先の緩和拡大についての積極姿勢を軟化させるような発言が出ており、金融政策に対する市場の期待面から見ればドル売り・ポンド買いが進みやすいムードになりつつある。よほど主要国株が急落するなど、強いリスク回避ムードが市場全体に広がるようなことがない限り、ポンド/ドルは当面、1.60ドル越えを窺う展開となりそうだ。節目の1.60ドルの壁は厚そうだが、ひとたび超えれば、昨年11月前半の上値抵抗線となった1.61ドルあたりまで上昇余地が拡大すると考えられる。
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