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G.COMデイリーレポート

12月2日(火)ポンド/円
【今日のトピック】
英国中銀大幅利下げ観測で、ポンド急落。
【基調】
非常に弱い
【目先の注目材料】
・英国中銀による大幅利下げ観測
・英国経済の厳しい先行き見通し
・欧米、オセアニア諸国の大幅利下げ観測
・日米株価、ドル/円相場、ユーロ/円相場
・12/4 英国中銀政策金利発
欧州中銀政策金利発表
米上院で自動車業界救済に関する公聴会
・12/5 米国雇用統計
米下院で自動車業界救済に関する公聴会
【本文】
ポンド/円相場は先週末終値から最大9円以上急落し、今日夕方にほぼ13年ぶり安値137.58円を記録した。昨夜発表された11月のイギリス製造業PMI(購買担当者指数)が過去最低となったことや、あさって4日に英国中銀が政策金利を現在の3.0%から少なくとも0.5%、一部では前月に続いて1.5%引き下げるとの見方が強まっていること、そして昨夜から今朝にかけて米株とともにドル/円相場が大きく下落したことが背景となっている。ポンドはドルに対しても昨日に最大3.5%下落し、一日の下落幅として1992年のポンド危機以来最大となった。
今日夕方の取引では、再び円が各通貨に対して上昇しており、ポンド/円相場は下落リスクの高い推移が続きやすいといえるだろう。4日の英国中銀政策金利発表までは英国の主要なイベントは予定されておらず、目先は日本時間今夜の米国株式市場の動向がカギとなる。
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