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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
11月17日(木)ドル/円
【通貨ペア】
ドル/円
【今日のトピック】
上値の重い中でもみ合い下抜けの可能性
【基調】
もみ合い、一部弱含みも
【目先の注目材料】
・欧州債務問題の行方
・11/17 米新規失業保険申請件数、米10月住宅着工件数
米11月フィラデルフィア連銀景況指数
・主要国株価、国際商品価格、ユーロ/円相場
【本文】
ドル/円相場は、市場での関心が米国の景況感よりも欧州の債務不安に集まっている事を背景に、米経済指標に対する反応が鈍くなっており、動意に乏しい展開が続いている。
テクニカル面から見ると、ドル/円は先月31日の円売り介入による上昇後は上値を切り下げる展開が続き、今週に入ってからは11/14安値(76.80円)と20日線(本稿執筆時点では77.16円)を挟んでのもみ合いが継続。ただ、上値を切り下げる動きが続いていることから、欧州の債務不安が懸念される場面では、主要国での株安を背景にしたクロス円の下げ主導で、ドル/円に下押し圧力がかかる可能性がある。仮に76.80円を下抜ける場合はレンジ下抜けとの見方から、政府・日銀の介入姿勢を試す下押しが予想される。その場合、短中期でのサポートとしては、10/24高値(76.48円)や10/31陽線実体部の2/3下押し(76.52円)が近い76.50円レベル、76.00円の節目、75.57円(10/31安値)などが挙げられる。
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