- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート >
- バックナンバー >
- 10月12日(水)カナダ/円
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
10月12日(水)カナダ/円
【通貨ペア】
カナダ/円
【今日のトピック】
「20日移動平均線越え」が焦点
【基調】
もみ合い
【目先の注目材料】
・欧州債務問題
・主要国株価、国際商品価格
【本文】
カナダ/円は10月4日に72.14円の安値をつけてから反発した。しかし、足元では20日移動平均線(執筆時点:74.87円)に上値を抑えられる状態が続いている。20日線を超えれば9月27日高値75.68円を試しにいく展開になると考えられるが、このまま低下傾向にある20日線に抑えられる形で上値をジリジリと切り下げて行けば、失望感から急落する可能性も否定できない。
目下のところ市場の中心テーマは欧州債務問題で、カナダ/円は基本的に、欧州問題の行方を睨んで変動する市場のリスク許容度によって動いており、本日も引き続きそうした動きが予想される。目先は、今朝未明にスロバキア議会で否決されつつも、週内に再採決の見通しと伝えられている欧州金融安定ファシリティ(EFSF)拡充案の行方に関する報道が市場の関心を集めると見る。スロバキアの政党間交渉などにより可決される合意が得られれば、株高→カナダ/円の20日線越えが見えてくる。一方、交渉混迷を報じるニュースや、新たな不安材料が浮上すれば、株安→カナダ/円失速のシナリオが実現する可能性が高まる。
バックナンバー- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。