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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
9月15日(木)NZドル/円
【通貨ペア】
NZドル/円
【今日のトピック】
不透明感な欧米経済の先行きがカギ
【基調】
下落
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・ドル/円相場、ユーロ/円相場、豪ドル/円相場
【本文】
15日早朝、NZ準備銀行(RBNZ)は声明にて、「世界経済の混乱が落ち着けば、NZは政策金利を引き上げる必要がある」と述べ、RBNZの次の一手は利上げである事を示唆したものの、世界経済の不透明さを理由に、政策金利を2.50%にて据え置く事を発表した。これを受け、NZの目先の利上げ観測が後退した事を受け、発表直後の市場ではNZドル売りで反応すると、NZドル/円は発表前の水準より30銭近く下げる場面が見られた。現状では世界経済の不透明感がNZの利上げ期待に勝っており、市場を覆っている世界経済の先行き不透明感が一服しないと、NZドルはリスク回避の動きから軟調な展開となりやすい。
NZドル/円は本稿執筆時点での15日安値は62.26円と、ほぼ1カ月ぶりの安値水準となるなど、9月に入り下落トレンドが継続。このため、短期的には61.36円(8/9安値)を割り込む場合、60.16円(3/17安値54.79円-8/1高値68.85円の値幅14.06円の61.8%下押し)など60円の大台割れを意識した動きへとつながる可能もありそうだ。
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