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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
9月9日(金)ドル/円
【通貨ペア】
ドル/円
【今日のトピック】
鍋底形成に向かうか
【基調】
底堅い
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格、米国債利回り
・9/9 G7財務相・中央銀行総裁会議(〜10日)
【本文】
チャート上からドル/円を見ると、8/4の急騰後は転げ落ちるように下落し、8/19に75.94円の戦後最安値を記録。しかし、その後は76円台半ばが徐々に底堅くなり、9月に入ると下値を切り上げる展開が続いた。チャートの形という点から見ると、現在は鍋底(=ソーサーボトム)が形成されつつある。
一般的に鍋底は、緩やかな下落をたどった後は目立った反発もなくもみ合いが続き、その後次第に下値を切り上げ、やがて目立った形で上昇し、プラットフォームと呼ばれるもみ合いを形成後、もみ合いを上離れて完成となる。
現時点での立ち位置は鍋底完成一歩手前の段階であり、上は77.72円(9/6高値)や77.69円(8/25高値)が位置する77.70円前後、下は76.41円(8/31安値)でのもみ合いが続いている。仮に77.70円前後を突破する場合、相場は鍋底完成に向けて一段高となる可能性がある。
その場合の上値目処として、78.16円(8/19安値75.94円-8/25高値77.69円の値幅1.75円を、8/31安値76.41円に加えた値)が挙げられる。ここを超えると、次は79.42円(8/5高値)や80.24円(8/4高値)が視野に入ってくる事になるだろう。
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