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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
8月12日(金)ドル/円
【通貨ペア】
ドル/円
【今日のトピック】
米経済指標に注目
【基調】
軟調、ただし一部では底堅さも
【目先の注目材料】
・8/12 米7月小売売上高、米8月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
・8/12 ダドリーNY連銀総裁講演
・主要国株価、資源価格、米国債利回り
【本文】
本日、米国では複数の経済指標の発表が予定されており、その中でも米7月小売売上高と8月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値に注目が集まりそうだ。市場では、米7月小売売上高について、前月比+0.5%、自動車を除いた数値が同+0.3%と予想されており、前月(小売売上高:+0.1%、除自動車:±0.0%)を上回る伸びが見込まれている。一方、米8月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値については62.0と予想されており、前月(63.7)からの低下が見込まれている。
9日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明では「米経済成長は年末にかけて著しく減少」など米経済の下振れリスクが指摘された事により、市場では米経済の減速懸念が台頭。ドル/円の上値を重くしている。
今夜発表の経済指標が予想を下回る結果となる場合、米国の景気減速懸念が強まり、本邦の政府・日銀による円売り介入に対する警戒感が漂う中ではあるが、76.25円の戦後最安値更新を試す可能性もある。一方で予想を上回る場合、米経済の成長減速懸念が和らいでドル/円は買われる可能性がある。ただし、この指標だけで減速懸念を後退させるには力不足である事から、6日線(8月12日時点では77.22円)や8月10日高値(77.30円)に近付く場面では上値が重くなる事が予想される。
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