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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
7月22日(金)豪ドル/円
【通貨ペア】
豪ドル/円
【今日のトピック】
85円台前半での攻防に注目
【基調】
上値は重いものの底堅い
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格、豪ドル/米ドル相場
・米債務上限引き上げ協議の行方
・欧州債務問題の行方
【本文】
昨日21日、ユーロ圏首脳会議でギリシャに対する第2次支援が合意されたことを受け、欧州の債務懸念が後退し、欧米市場では株高が進行した。本日のアジア市場でも、株高の進行を受けてリスクを積極的に取る動きとなると、豪ドル/円は一時85.27円まで上昇した。ただ、本日は85円割れの水準では底堅く推移しているものの、前日高値や7月14日高値(85.28円)が近い85.30円レベルを前に、上値の重い展開が続いている。
テクニカル面から豪ドル/円を見ると、本稿執筆時点では20日線(85.54円)がわずかであるが上向きとなっている事や、本日時点では85円割れの水準では底堅く推移している事と合わせ、徐々に上値模索の機運が高まりつつある様子である。本日の欧米市場でも昨日の流れを引き継ぐ事が予想され、欧米株の上昇により「リスク・オン」となる場面では、豪ドル/円に上昇圧力がかかりやすい。もし、85.30円レベルのみならず、20日線をも上抜ける動きを見せる場合、相場は短期的には上値を探る動きへとつながる事が予想される。その場合の上値目処として、85.85円(本稿執筆時点での60日線)や86.28円(7月6日安値)、86.60円(7月11日高値)等が挙げられる。
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