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G.COMデイリーレポート
5月24日(火)ポンド/ドル
【通貨ペア】
ポンド/ドル
【今日のトピック】
「1.60ドル割れ」も視野に
【基調】
横ばいも下ブレ懸念
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・ムーディーズによる英金融機関14行の格下げ観測
・5/25 英第1四半期GDP・改定値
【本文】
ポンド/ドルは3月28日の安値1.5935ドルから4月28日1.6744ドルまでの上昇した後に下落基調に転じ、本日朝方には1.6056ドルの安値をつけた。節目の1.60ドルおよび「全値押し」の1.5935ドルが視野に入っている格好だ。
本日朝方に英国の報道機関が関係筋の話として「格付け会社ムーディーズが英国の18の金融機関のうち、14の格下げを行う」と報じており、本日夕方から参入する欧州勢が手掛かり材料とする可能性もある。また、足元でリスク要因として強く意識されているギリシャなどユーロ圏重債務国の債務問題について先行き不安が強まり、ユーロ/ドルが大きく下げるようならば、ポンド/ドルも連れ安となるだろう。本日の東京市場では1.61ドルを割り込んだ後にすぐ値を戻すなど、1.61ドル前後の底堅さは一旦確認されてはいるが、ややリスク要因の方が目立つ相場であるだけに、当面は下ブレの可能性を常に意識しておくべきとみる。
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