- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート >
- バックナンバー >
- 4月7日(木)ユーロ/ドル
G.COMデイリーレポート
4月7日(木)ユーロ/ドル
【通貨ペア】
ユーロ/ドル
【今日のトピック】
ECB利上げは既に織り込み済み。その後は?
【基調】
上昇基調も高値警戒感が広がる
【目先の注目材料】
・4/7 ECB理事会、トリシェECB総裁会見
・4/7 米新規失業保険申請件数
・主要国株価
【本文】
3月3日の欧州中銀(ECB)理事会後の会見にて、トリシェECB総裁が「来月、利上げの可能性があるが確実ではない」と発言して以降、ユーロ/ドルは4月の利上げを織り込みながら上昇した。なおエコノミスト予想を見ると57人全員が0.25%の利上げを予想しており、市場では0.25%の利上げがほぼ確実視されている様子である。
また、テクニカル面からユーロ/ドルを見ると、2月14日安値(1.3427ドル)を起点に、2カ月弱にわたり上昇トレンドが継続。本日7日の執筆時点では、チャート上では調整局面入りとなる様子は見えないものの、ユーロ/ドルは既に2010年11月高値(1.4283ドル)を突破して同年1月以来となる高値水準に達しており、相場には高値警戒感が感じられる。
さて今回について、市場では0.25%利上げをほぼ織り込んでいることから、政策金利発表後のトリシェECB総裁の会見に注目したい。少なくとも前回のECB理事会以降、ユーロ/ドルは利上げを織り込む形で買われてきただけに、会見にて今後の利上げ見通しを示したとしても、発表後は材料出尽くしとなり、一旦は利益確定の売りに押されて下落することも考えられる。
バックナンバー- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。