- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート >
- バックナンバー >
- 2月25日(金)豪ドル/円
G.COMデイリーレポート
2月25日(金)豪ドル/円
【通貨ペア】
豪ドル/円
【今日のトピック】
たくり足出現と20日線での攻防が意識されやすい
【基調】
戻り試し
【目先の注目材料】
・中東やアフリカの政情不安、地政学的リスク
・2/25 米第4四半期GDP・改定値、2月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
・主要国株価、原油価格、ドル/円相場、豪ドル/米ドル相場、NZドル/円相場
【本文】
豪ドル/円は今週に入り高値警戒感の強まる中、リビア情勢の緊迫化を受けてリスク回避の動きが強まった上、22日にNZで発生した大地震の影響を受けてNZドル/円が急落すると、豪ドル/円も大きく値を下げ、24日には一時81.89円まで下落した。
足下では市場の関心は「中東・アフリカ情勢」に集まっているものの、25日の東京市場ではアジア株高を受けて豪ドル/円は一時83円台に乗せる場面が見られた。その中で最も混乱しているリビア情勢について、よほどの材料が出ない限り、今後、市場での中東・アフリカ情勢に対する感応度は低下することが予想され、リビアの情勢の悪化を受けて売られた豪ドル/円には反発余地があると見られる。
テクニカル面では23、24両日の下落により、下ヒゲの長い足、いわゆるたくり足が出現。目先はこれにより下値を確認した可能性から、豪ドル売りの動きは一旦鎮静化の方向に向かうと見られる。ただしローソク足が20日線(2/25の執筆時点では83.20円)より下に位置しており、ここを突破するまでの間、相場は下値トライの局面にあると見られ、20日線を巡る攻防が戻りか反発局面入りかの分岐点となりそうだ。
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。