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G.COMデイリーレポート
2月10日(木)ドル/円
【今日のトピック】
新規失業保険申請件数は減少傾向を示すか
【基調】
方向感模索
【目先の注目材料】
・2/10 米新規失業保険申請件数、30年債入札
・主要国株価、国際商品価格、米国債利回り
【本文】
先週4日に発表された米1月雇用統計では、非農業部門雇用者数は3.6万人増と事前予想(14.6万人増)を大きく下回る結果となり、発表直後はドル売りが優勢となった。だが同時に発表された失業率は事前予想(9.5%)を大きく下回る9.0%となり、また米労働省からは今回の非農業部門雇用者数については米国での悪天候の影響によるものであることが伝えられたことで、急速にドルが買い戻された。米国の雇用情勢が回復に向かっているのか、今回の結果では判断がしづらく、市場では来月の米2月雇用統計に向けて、米国の雇用状況を確認する動きが続きそうである。
その中で本日は米新規失業保険申請件数の発表が予定されており、本日の市場では注目されそうだ。事前予想では41.0万件と前回(41.5万件)より小幅に減少するとの見通しとなっている。もし同件数が40万件の大台を割り込み、昨年12/25の週(39.1万人)に迫る場面があれば、発表直後はドルが買われる展開が予想される。一方前々週(45.7万件)に近い数値となった場合、雇用回復の停滞感からドルが売られることも考えられる。
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