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G.COMデイリーレポート
1月6日(木)ユーロ/ドル
【今日のトピック】
欧州ソブリン問題よりも米新規失業保険申請件数に関心が集まる
【基調】
じり安
【目先の注目材料】
・1/6 米新規失業保険申請件数
・1/6 ユーロ圏11月小売売上高
・主要国株価、国際商品市況、米国債利回り
【本文】
昨日ユーロ/ドルはギリシャとドイツとの10年債利回り格差が過去最大となったことを材料に下落したが、その後米12月のADP全国雇用者数やISM非製造業景況指数がいずれも事前予想を上回るとドル買いが強まり、ユーロ/ドルは続落した。
また本日ユーロ圏では11月小売売上高の発表が予定されているものの、昨日の米12月ADP全国雇用者数が予想を大幅に上回ったことから、市場の関心は明日の米12月雇用統計に集まっており、その手掛かりを得るべく本日の米新規失業保険申請件数の行方が注目されている。
なお先週発表された新規失業保険申請件数は38.8万件と、雇用情勢好転の一つの目安とされる40万件を約2年半ぶりに下回っており、今回の市場予想(40.8万件)と合わせて注目されよう。また同件数はぶれることが多く、件数の減少傾向が続いているのかを見る上で、同件数の4週移動平均に注目したい。先週発表の同平均は41.4万件と前週(43.2万件)より低下しており、本日もこの傾向が続くようであれば、市場では明日の米12月雇用統計に対する期待が高まり、ユーロ/ドルは下落が予想される。
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