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G.COMデイリーレポート
10月26日(火)豪ドル/円
【今日のトピック】
豪CPIで三角保ち合いからどちらに放れる?
【基調】
レンジブレイク間近
【目先の注目材料】
・10/27 豪第3四半期GDP
・主要国株価、国際商品市況
【本文】
豪ドル/円は10月半ば以降、三角保ち合いを形成しているように見える。今月14日の高値81.30円と25日の高値80.54円、20日の安値78.70円と22日の安値79.33円をそれぞれ線で結ぶと、レンジブレイクも間近な印象だ。
ブレイク後の方向を左右しそうな手掛かりとして、日本時間27日9時30分に発表される豪第3四半期消費者物価指数(CPI)には注目したい。豪州中銀(RBA)はここで発表されるCPIトリム平均と加重中央値から計算されるとされる基調インフレ率を重要視している。(CPIトリム平均+加重中央値)÷2で計算される基調インフレ率がRBAの目標の上限である3%を上回れば、次の理事会での政策金利引き上げ観測が強まり、豪ドルは買いで反応しよう。そうなれば、豪ドル/円は三角保ち合いを上放れ、10月7日の高値81.79円を試す展開になることも考えられる。
しかし、一方で基調インフレ率が事前予想の2.7%を下回るようだと、政策金利の追加利上げが遠のき、豪ドルは売りで反応するとみられる。事前の政策金利引き上げ期待が大きかっただけに、この時の豪ドル/円の下げはかなりきついものになりそうだ。あるいは20日の安値78.70円をも割り込む事も考えられよう。
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