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G.COMデイリーレポート

8月26日(木)ユーロ/ドル
【今日のトピック】
米経済指標の影響を受ける展開に
【基調】
戻り歩調
【目先の注目材料】
・8/26 米新規失業保険申請件数
・主要国株式市場、米債券市場
【本文】
25日は米7月の耐久財受注と新築住宅販売件数の悪化を受けて、ユーロ/ドルは発表前の1.2607ドルから一時1.2677ドルまで上昇する場面が見られた。24日の米7月中古住宅販売件数も大幅な悪化が伝えられると、市場ではドル売りが強まりユーロが上昇した。
昨日と一昨日、NYダウ平均は2日連続で取引時間中に1万ドルの大台を割ったものの、ユーロ/ドルの下げは限定的であった事から、一時期よりもリスク回避によるドル買い・ユーロ売りの動きが後退していると考えられる。また最近の動きでは米経済指標の悪化が伝えられる場面では、ドルが売られる一方でユーロには買いが入る状況が続いており、米経済市場の結果に対してユーロ/ドルは反応しやすいと見られる。
さて、本日米国で発表が予定されている米新規失業保険申請件数について、先週は50.0万件と昨年11月以来の増加となり、米国内にて雇用が増加していないことが示された。これにより米国経済の停滞懸念が強まり、市場ではドルが売られユーロが買われる展開となった。今回の事前予想では49.0万人と、前回の50.0万人よりは減少が見込まれているものの、それでも高水準であることには変わりはない。仮に事前予想や前回よりも増加となった場合、ユーロ/ドルは上値を試すと見られ、8月20日以来となる1.28ドル台乗せに向けた動きが注目されそうである。
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