- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート >
- バックナンバー >
- 10月7日(火) 豪ドル/円
G.COMデイリーレポート

10月7日(火) 豪ドル/円
【今日のトピック】
豪ドル/円、 いまだ底見えず
【基調】
暴落後、急反発
【目先の注目材料】
・欧米金融危機の動向
・日米株価
・ドル/円相場、ユーロ/円相場
・豪州の金利先安観
・10/10 G7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)
【本文】
週初めの豪ドル/円相場は最大10円以上暴落し、きょう未明に2003年3月以来の安値70.29円を記録した。週初めの日米欧株価が暴落したことで、リスク回避の円買い/高金利通貨売りが強まったことが背景。70円付近ではやや底固く推移し、きょう昼過ぎにかけては一時75.50円まで急反発している。なお、豪州中銀は今日正午過ぎに政策金利を7%から6%に引き下げることを発表。声明では、豪州経済が減速していることに加え、世界経済が著しく悪化している一方、インフレ懸念が後退していることを背景に、大幅な利下げに踏み切ったと述べ、市場では豪州中銀が11月にも0.5%程度の追加利下げを実施するとの観測が強まっている。
豪ドル/円相場の当面のカギは日米株価だ。株価については情勢は甚だ不透明だが、経済・金融情勢の好転による株価の上昇は望みにくく、やはり更なる急落リスクに注意が必要だろう。豪ドル/円相場も当面乱高下が続く可能性が高く、底値は依然見えない。
バックナンバー- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。