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G.COMデイリーレポート

2月18日(木)ユーロ/円
【今日のトピック】
ギリシャとイタリアの間で小休止
【基調】
緩やかな戻り局面
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・ユーロ/ドル相場、ドル/円相場
・ギリシャやイタリアなどユーロ圏における財務基盤の弱い国家への対応の行方
・2/23(独)2月Ifo景況指数
【本文】
2月15日にユーロ圏(EU)の非公式財務大臣会合が開催された。その中でギリシャの財政救済策について話し合われ、ギリシャが3月16日に財政再建の実施状況の報告書を提出することとなり、ひとまずギリシャ問題は先送りされたことにより市場ではユーロは買い戻された。ユーロ/円はそれより一足早く2月5日安値(120.66円)から反発し、緩やかに戻す展開が続いている。
しかし18日の欧州からNY時間にかけて今度はイタリアの債務問題がにわかにクローズアップされ、ユーロ/ドルが売られたことによりユーロ/円も連れ安となる場面が見られた。市場は第2第3のギリシャが出ることを不安視しており、仮に同じような問題がEUの他の国で起きた場合、ユーロにとっては売り材料とされやすいことから、当面は注意が必要である。
テクニカル面では2月5日安値から緩やかに戻す展開が続いてる。 しかし昨日はチャート上に寄引同事線が出現しており、加えてその同事線がチャネル上限近く(125.10円付近)で頭を押さえられた形となっている。 そのため目先はチャネル下限(122.10円付近)に向けて動く可能性があるものの、このチャネル下限を切らないうちは緩やかな上昇トレンドの継続が見込まれるため、次のトレンドが出るまでの間はこのチャネルに沿った動きが見込まれる。
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